【注目】本日注目すべき【好決算】銘柄 ヒマラヤ、アヲハタ、ハピネス＆Ｄ (27日大引け後 発表分)

　27日大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

　ヒマラヤ <7514> 　　★9-5月期(3Q累計)経常は84％増益・通期計画を超過
　◆17年8月期第3四半期累計(16年9月-17年5月)の連結経常利益は前年同期比83.6％増の7.7億円に拡大して着地。スキー・スノーボード用品やアウトドア用品などの販売が堅調に推移する中、販売促進費や店舗運営費用の抑制が奏功し、採算が大きく改善した。通期計画の6.7億円を既に15.7％も上回っており、業績上振れが期待される。

　アヲハタ <2830> [東証２]　　★上期経常を64％上方修正、通期も増額
　◆17年11月期上期(16年12月-17年5月)の連結経常利益を従来予想の3.3億円→5.4億円に64.2％上方修正。リニューアルしたジャム類「まるごと果実」シリーズの販売が好調だったことが寄与。産業用加工品の選択と集中を進めたことも利益上振れに貢献した。
　　併せて上期増額分を下回る形で、通期の同利益も従来予想の9.7億円→10.6億円に9.3％上方修正し、従来の6期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。

　ハピネス＆Ｄ <3174> [ＪＱ]　　★今期経常を99％上方修正
　◆17年8月期の経常利益(非連結)を従来予想の1億9700万円→3億9300万円に99.5％上方修正。増益率が66.9％増→3.3倍に拡大する見通しとなった。人気商品の品揃え拡充や既存店改装・好立地への店舗移転効果などで、売上が計画を上回ることが寄与。不採算店舗の閉店による採算改善も利益を大きく押し上げる。

株探ニュース