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【通貨】外為サマリー:1ドル111円60銭台に伸び悩む、NYダウ先物の弱含みなど懸念

ドル円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより
 27日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後5時時点で1ドル=111円61銭前後と、前日午後5時時点に比べ10銭強のドル高・円安となっている。

 欧州時間のドル円相場は冴えない展開で、午後3時10分過ぎには111円61銭まで伸び悩んだ。午前には112円台を回復する場面もあったが、その後は失速したことで上値の重さが意識されているもよう。また、時間外取引でNYダウ先物が弱含みとなっていることや、米10年債の利回りが低下していることも影響しているようだ。今晩にはイエレン米連邦準備理事会(FRB)議長の講演が予定されていることもあり、積極的なドル買いは入りにくい地合いとなっている。

 ユーロは対円で1ユーロ=124円83銭前後と前日午後5時時点と同水準。対ドルでは1ユーロ=1.1185ドル前後と同0.0010ドル強のユーロ安・ドル高で推移している。


出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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