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【通貨】外為サマリー:一時1ドル112円台回復後に失速、米長期金利低下を警戒

ドル円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより
 27日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=111円80銭前後と前日午後5時時点に比べ30銭強のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=125円17銭前後と同30銭強のユーロ高・円安で推移している。

 ドル円は午前10時40分過ぎに一時112円07銭と5月24日以来の112円台を回復した。日経平均株価の上昇がドル買い・円売り要因となった。ただ、112円乗せ後は利益確定売りが膨らみ失速。時間外取引で米長期金利が低下したこともドル安要因に働いた。今晩はイエレン米連邦準備理事会(FRB)議長の講演が予定されていることも様子見要因となり、午後2時過ぎには一時111円70銭台まで値を下げた。

 ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.1196ドル前後と前日に比べ 0.0004ドルのユーロ安・ドル高で推移している。


出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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