【市況】2万円固めからボリバン+2σを意識してくるか/日経225・本日の想定レンジ
日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより
[本日の想定レンジ]
26日のNY市場はまちまち。5月耐久財受注が予想以上の落ち込みとなり長期金利が低下。朝方、一時的に連銀の金融正常化プロセスのペースが鈍化するとの見方で買われる場面もあったが、その後は通信や公益関連などディフェンシブ銘柄が選好され上値の重い展開となった。ダウ平均は14.79ドル高の21409.55、ナスダックは18.10ポイント安の6247.15。シカゴ日経225先物清算値は大阪比65円高の20185円。
シカゴ先物にサヤ寄せする格好から買い先行から始まりそうだ。ただ、その後は株主総会シーズンのなか、こう着感が強まることになろう。とはいえ、2万円固めから、次第にリバウンドへの意識が高まることが意識される。ボリンジャーバンドでは+1σを支持線としており、+2σとのレンジをキープ。バンドは狭いものの緩やかに切り上がりをみせており、+2σは20300円近辺まで上昇してきている。
一目均衡表では転換線を支持線とした横ばい推移が続いており、遅行スパンについては上方シグナルが継続している。MACDはシグナルとのねじれが続いており、若干ではあるが、シグナルを下回っており、陰転シグナルが継続している。中期でのリバウンド基調は継続しており、2万円固めから+2σを意識してくるかが注目される。20100-20300円のレンジを想定。
[予想レンジ]
上限 20300円-下限 20100円
《TM》
提供:フィスコ