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【通貨】東京為替:ドル・円は小じっかり、日本株は伸び悩み

ドル円 <5分足> 「株探」多機能チャートより

26日午前の東京外為市場で、ドル・円は小じっかり。日本株の伸び悩みで、上昇は限定的となった。ドル・円は111円前半で推移。日経平均株価が前週末比で小幅高となり、20000円台を維持したためややリスク選好的なドル買い・円売りの流れに振れやすい展開となった。ただ、日経平均の上げ幅が限定的のため、ドルの上昇ペースは鈍い。

ランチタイムの日経平均先物は、引き続き小幅高で推移しており、目先の日本株高継続を期待したドル買い・円売りが続く。日経平均は20000円の大台を維持するとみられ、アジア市場では目先もドルは下値の堅い展開となりそうだ。

ここまでのドル・円の取引レンジは111円16銭から111円35銭、ユーロ・円は124円45銭から124円68銭、ユーロ・ドルは1.1191ドルから1.1200ドルで推移した。

【経済指標】
・日・5月企業向けサービス価格指数:+0.7%

【要人発言】

・日銀金融政策決定会合(主な意見)
「現在の金融政策を維持することで、需給ギャップの改善と失業率の低下、および有効求人倍率の上昇を促し続けることが2%の物価安定目標を達成するうえで最も有効」

「出口への関心が高まっている背景には、日銀の資産規模拡大もあるが、景気が改善していることが大きく影響している。今後、景気改善が続くもとで、市場の不安を高めることがないように金融政策運営の考え方を説明する必要」

《MK》

 提供:フィスコ

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