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【経済】今後の東京ゴムと上海ゴムの値動きの違いは小さくなりそう サンワード貿易の松永氏(三井智映子)


フィスコマーケットレポーター三井智映子の「気になるレポート」です。

ゴムの価格が動いていますね。連日のレポートとなりますが気になるゴムの値動きと今後についてレポートします。

レポートでは、昨日の東京ゴム・上海ゴムの値動きについて、『昨日の東京ゴムの日中取引終了後に上海ゴムが下落したことを受けて、東京ゴムが昨日の夜間取引で下落しました。しかし、その後の上海ゴムの夜間取引が、昨日15:15比0.15%高で取引を終えたことから、今朝からの東京ゴムが安値から戻り始めております』と伝えています。

また東京ゴム・上海ゴムの値動きの違いについて、『上海ゴムが6月1日から16営業日連続で小動きを続けている反面、東京ゴム先限は、その間に178.8円から204円までの上昇と、204円から181.1円までの下落となり、かなり激しい値動きとなっております』と紐解いています。

そしてその値動きの差異の要因を『4月頃から上海ゴムと東京ゴム先限の値動きの違いが大きくなった要因は、「東京ゴムの期近限月の乱高下」です』と伝えており、今後の値動きについては『ここにきて東京ゴムの当限と先限の価格差が安定してきたことから、今後は、東京ゴムと上海ゴムの値動きの違いは小さくなりそうです』との見解となっています。

価格を比較しつつ買い場を探すのも一考かもしれませんね。

上記の詳細コメントは、ブログ「松永総研~北浜の虎と呼ばれた男~」の6月23日付「天然ゴム市場」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。

フィスコマーケットレポーター 三井智映子

《DM》

 提供:フィスコ

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