【市況】伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」　(6月22日記）

　日経平均株価は、昨日の安値2万0117円付近で下値堅く推移して、本日の価格が上昇する場合、現在が勢いの強い上げ場面である可能性を残します。

　強気の展開になる場合、明日までに20日の高値2万0318円を越える動きになると考えられます。そうなったら、目先は2万1000円まで上昇を継続する公算です。

　本日の価格が下げる場合、現在が上値、下値を切り上げるジグザグの途中である可能性が大きくなるので、その後は1万9900円程度まで下げ余地が出てきます。

　こちらの展開の場合、5月から調整が始まっているという見方なので、1万9900円前後の動き方次第で、5月18日の安値1万9449円が視野に入ります。


情報提供：パワートレンド＝伊藤智洋のPower Trend

【伊藤智洋　プロフィール】
1996年に投資情報サービス設立。メールマガジン、株価、商品、為替の市況をネット上で配信中。「株の値動きは4回のうち3回当てられる」(KADOKAWA)など著書多数。

◆伊藤智洋の最新刊◆　17年5月25日発売
「儲かる! 相場の教科書 ローソク足チャート 究極の読み方・使い方」(日本実業出版社)。

株探ニュース