【材料】トランスGがアルツハイマー病モデルマウスに関するライセンス契約を締結
トランスG <日足> 「株探」多機能チャートより
同APPOSKマウスは、アミロイドβ(Aβ)オリゴマーが形成され、アルツハイマーに特徴的な加齢に伴った認知機能障害、シナプス欠損、ニューロン消失、TAUの異常リン酸化が認めらるというもの。また、ヒト野生型TAUトランスジェニックマウスを交配するとこれらの症状に加えて、ヒトアルツハイマー病に特徴的な神経原線維変化が見られるようになり、また症状の発症も早くなることが示されていることから、これらのマウスを活用することで、アルツハイマー発症の病態とそれをターゲットとする治療法の研究、創薬研究に貢献することが期待されている。
トランスジェニックでは今回の契約締結により、全世界においてアルツハイマー病モデルマウスの生産および販売サービスの提供を開始することになる。なお、18年3月期業績への影響は未定としている。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)