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【材料】トランスGがアルツハイマー病モデルマウスに関するライセンス契約を締結

トランスG <日足> 「株探」多機能チャートより
 トランスジェニック<2342>がこの日の取引終了後、大阪市立大学・森啓特任教授らが開発したアルツハイマー病モデルマウスとしてのAPPOSKマウスおよび野生型TAUトランスジェニックマウスについて、ライセンス契約を締結したと発表した。

 同APPOSKマウスは、アミロイドβ(Aβ)オリゴマーが形成され、アルツハイマーに特徴的な加齢に伴った認知機能障害、シナプス欠損、ニューロン消失、TAUの異常リン酸化が認めらるというもの。また、ヒト野生型TAUトランスジェニックマウスを交配するとこれらの症状に加えて、ヒトアルツハイマー病に特徴的な神経原線維変化が見られるようになり、また症状の発症も早くなることが示されていることから、これらのマウスを活用することで、アルツハイマー発症の病態とそれをターゲットとする治療法の研究、創薬研究に貢献することが期待されている。

 トランスジェニックでは今回の契約締結により、全世界においてアルツハイマー病モデルマウスの生産および販売サービスの提供を開始することになる。なお、18年3月期業績への影響は未定としている。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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