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【材料】萩原工業---17/10期2Qは合成樹脂加工事業、機械製品事業順調で増収増益

萩原工業 <日足> 「株探」多機能チャートより

萩原工業<7856>は12日、2017年10月期第2四半期(2016年11月~2017年4月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比2.0%増の115.71億円、営業利益が同14.8%増の15.33億円、経常利益が同20.8%増の15.58億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同1.2%増の10.78億円となった。

合成樹脂加工製品事業においては、人工芝原糸、基布、粘着テープ基材、フレコン袋・クロス関連、農業用メルタッククロス、ブルーシート製品、海外向けラミクロスが堅調に推移した。一方、コンクリート補強繊維についてトンネル関係は順調に推移したものの、海外向けは低迷した。

機械製品事業においては、国内向けでは軟包装系汎用スリッター、検査巻直機及び工業材料用特殊スリッターが順調だった。海外向けでは主に中国向け光学系特殊機及び電池系特殊スリッターが順調だった。一方で海外向け軟包装系汎用スリッターは、東南アジアを中心に戦略モデルが順調だったが、中国向けは低調な動きとなった。押出関連機器は、食品容器用及び高機能樹脂用が順調だったが、リサイクル関連機器は、主要ユーザーの慎重な設備投資姿勢が続いたため低調な動きとなった。

2017年10月期通期の業績予想は、売上高が前期比2.3%増の230億円、営業利益が同2.0%増の26億円、経常利益が同3.0%増の26億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同3.0%減の18億円とする期初計画を据え置いている。

《TN》

 提供:フィスコ

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