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【材料】国内大手証券が電子部品セクターの業種格付けを「中立」から「強気」に引き上げ

TOPIX <日足> 「株探」多機能チャートより
 SMBC日興証券では12日付で電子部品セクターについてポジティブなリポートを発行している。同セクターは、金融危機後の過少投資、MLCCメーカーの慎重な投資姿勢、自動車電装化の高まり、データ爆発によるデータセンター向け需要拡大など、複数要因が重なり構造的な部品供給不足が発生していると指摘。テックインフレの進行に伴い電子部品セクターの時価総額が増加、TOPIXをアウトパ フォームする可能性が高まったと判断しており、業種格付けを「中立」から「強気」に修正している。

 個別銘柄の選定は、テックインフレが起こり始めた製品を持つ企業を見極めることが重要とし、現状では、受動部品やアナログ半導体に特に不足感が強く、一部では値上げが始まっているため、ローム<6963>、太陽誘電<6976>、村田製作所<6981>、TDK<6762>、京セラ<6971>などを特に恩恵を受けると銘柄として挙げている。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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