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【材料】<動意株・12日>(前引け)=クロスプラス、ケア21、モルフォ

クロスプラス <日足> 「株探」多機能チャートより
 クロスプラス<3320>=ストップ高カイ気配。同社は9日取引終了後、18年1月期の第1四半期(2~4月)連結決算を発表。売上高は158億1600万円(前年同期比0.5%減)、営業利益は3億6400万円(同2.3倍)、最終利益は3億3100万円(同2.1倍)となった。利益面では、主力工場への生産集約を進めることで原価低減に努めた。さらに、中国では昨年発足した生産コントロール部による工場の巡回管理の頻度を増やし、納期や品質の管理を強化したことや、ベトナム、ミャンマー、バングラデシュなどアセアン地域での生産比率を高めることで原価低減を進めた。また、仕入販売管理の精度を高め、在庫回転率を向上させ、ロスを削減したことで売上総利益率は、前年同期比で1.3%向上した。

 ケア21<2373>=ストップ高し年初来高値更新。同社は前週末9日の取引終了後、17年10月期の連結業績予想について、最終損益を4億円から7億円(前期2億3000万円の赤字)へ上方修正したことが好感されているようだ。投資有価証券売却益5億1200万円を特別利益として計上したことなどが要因としている。なお、売上高250億円(前期比10.8%増)、営業利益10億円(同2.5倍)は従来予想を据え置いている。

 モルフォ<3653>=急反発。同社が前週末9日の取引終了後に発表した第2四半期累計(16年11月~17年4月)連結決算が、売上高12億円(前年同期比15.4%増)、営業利益4億8300万円(同13.4%増)、純利益3億7900万円(同46.9%増)と2ケタ営業増益となったことが好感されている。カメラデバイス事業で車載向け開発収入などが増加したことに加えて、ネットワークサービス事業で前期の開発案件がロイヤルティー収入へと切り替わったことや、開発案件が増加したことなどが寄与した。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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