市場ニュース

戻る
 

【材料】<動意株・8日>(前引け)=HIS、TOKYO BASE、小野測器

HIS <日足> 「株探」多機能チャートより
 エイチ・アイ・エス<9603>=大幅続伸し年初来高値更新。きょう付の毎日新聞で「ハウステンボスの沢田秀雄社長は7日、中国で2020年を目標にテーマパークを開設する方針を明らかにした」と報じており、これを材料視した買いが集まっているようだ。記事によると、ハウステンボスの特徴である欧州の街並みや花と緑をテーマにして音楽イベントなどを展開するとしており、投資額は1000億~2000億円を見込んでいる。また、上海の近郊都市が候補地と話しており、大きなマーケットに挑む姿勢を見せている。

 TOKYO BASE<3415>=大幅高。相対的に資金を誘導しているのが内需系の成長株で、同社はその代表格として物色資金が向かっている。アパレルで国内ブランド・生産に特化したセレクトショップを展開、営業利益が前の期比ほぼ倍増した17年2月期に続き、18年2月期も36%増の17億5700万円予想と好調を継続、市場では「プロパー(正価)消化率の上昇に伴う粗利益改善やeコマース販売比率の上昇が販管費を押し下げており、売り上げの伸びが一段と利益に反映されやすく、今期会社側予想は保守的」(国内中堅証券)と指摘されている。

 小野測器<6858>=急伸。株価は一時、前日に比べ10%高に買われている。同社は7日の取引終了後、発行済み株式総数の3.85%に相当する50万株の自己株式を消却すると発表しており、この日は需給改善効果を評価する買いが入っている。消却予定日は6月20日。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

株探からのお知らせ

    日経平均