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【材料】片倉コープアグリは8日ぶり反発、今期経常利益2.1倍のV字回復予想を評価

片倉コープ <日足> 「株探」多機能チャートより
 片倉コープアグリ<4031>は8日ぶりに反発。株価は5月26日に、年初来高値の303円をつけて以降、急反落の調整場面となっていたが、今期の業績急回復を評価した見直し買いを集めているようだ。

 同社が5月15日に発表した18年3月期の連結業績予想は、売上高390億円(前期比0.9%増)、経常利益13億円(同2.1倍)と利益V字回復を見込んでいる。肥料事業では、同社の強みである果樹・園芸用有機複合肥料や、米麦向け化成肥料を、全国に展開する製造・販売拠点を生かした地域密着型のきめの細かい営業活動で拡販する。また、高効率生産体制を構築するとともに徹底した経費削減を進めることで、業界トップのコスト競争力の実現を目指す。一方、化成品事業では、工業用リン酸の低廉な原料確保に努めるとともに新規取引先への拡販を図るとしている。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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