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【通貨】明日の為替相場見通し=米ISM指数とADP雇用統計に注目

ドル円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより
 今晩からあすにかけての外国為替市場のドル円相場は、今晩発表の米経済指標に左右されそうだ。予想レンジは1ドル=110円50~111円80銭。

 この日は、日経平均株価が前日比200円を超す上昇となったことからリスク選好のドル買い・円売りが優勢の展開。欧州時間には111円10銭台まで値を上げた。2日の米雇用統計への関心が高いが、今晩発表の米5月ISM製造業景況感指数と雇用統計の前哨戦となる米5月ADP雇用統計への関心も高い。ISM指数は54.6が予想されており、ADP雇用統計は18万人増の見込み。その結果が強めなら、111円中盤から後半を意識するドル高も期待される。一方、市場予想の範囲内なら相場の反応は限定的で2日夜に発表される米雇用統計を前にあすは様子見となる可能性もありそうだ

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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