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【材料】<動意株・31日>(前引け)=ゼネラルオイスター、U-NEXT、ベルーナ

Gオイスター <日足> 「株探」多機能チャートより
 ゼネラル・オイスター<3224>=ストップ高。同社はオイスターバーを運営するが、17年3月期は営業損益が4億6100万円の赤字と苦戦、株価も2月下旬以降下値模索の展開にあった。同社は30日、アスラポート・ダイニング<3069>と、同社への役員3人派遣を通じた取引関係の強化で合意。業務提携を前提にアスラポートから運転資金2億円の借入を受けることを発表しており、これを材料視する買いが入った。

 U-NEXT<9418>=大幅反発。きょう付の日経産業新聞で「動画配信サービスを31日から米音響システム大手のドルビーラボラトリーズの最新の音響技術『ドルビーアトモス』に対応する」と報じられており、これを好材料視した買いが入っている。ドルビーアトモスは、映画館などで採用が始まった立体音響のシステムで、これに対応することで、Android端末などで本格的な立体音響を楽しめるようにするという。国内の動画配信では初めての対応となり、音響や画質にこだわりのある顧客の取り込みが期待されている。

 ベルーナ<9997>=急反発し年初来高値更新。岩井コスモ証券が30日付で投資判断「B+」を継続しつつ、目標株価を900円から1360円へ引き上げたことが好材料視されているようだ。同証券では同社について、ミセス層に圧倒的な顧客基盤を有しており、縮小するカタログ通販業界での残存者メリットを享受しつつ、ネット販売の強化で事業拡大が進むと評価。業績は前期営業利益3割増に続き、今期も2ケタ増益で最高益更新が見込まれることに加えて、積極的なM&Aやプロパティ(不動産)事業への投資実行で、中計の目標である19年3月期営業利益160億円の達成に向けて収益拡大が続くと見込んでいる。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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