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【通貨】東京為替:クロス円取引に絡んだ円買い強まる、ドルは一時110円78銭まで下落

ドル円 <5分足> 「株探」多機能チャートより

30日午前の東京市場でドル・円は下落。朝方に111円32銭まで買われたが、ポンド売り・円買いの取引が広がったことから、ドル・円は110円78銭まで下落した。英メイ首相は英スカイニューズとのインタビューで「悪い合意よりも合意はないほうがましだ」、「いかなる犠牲を払っても合意を成立させるために交渉に臨むわけではないと認識する必要がある」との見方を示したことがポンド売り材料となったようだ。日経平均株価は100円超の下げとなったことも嫌気された。ここまでのドル・円の取引レンジは110円78銭から111円32銭。
・ユーロ・円は、123円25銭から124円27銭で推移
・ユーロ・ドルは、1.1122ドルから1.1169ドルで推移

■今後のポイント
・110円台半ば近辺で顧客筋、短期筋などのドル買い興味
・1ドル=115円水準で輸出企業などのドル売り予約増加

・NY原油先物(時間外取引):高値50.28ドル 安値49.51ドル 直近値49.82ドル

【要人発言】
安倍首相
「ハノイ閣僚会合でTPPの早期実現目指すと明確に示した」

【経済指標】
・日・4月失業率:2.8%(予想:2.8%)
・日・4月有効求人倍率:1.48倍(予想:1.46倍)
・日・4月全世帯家計調査消費支出:前年比-1.4%(予想:-0.9%)

《MK》

 提供:フィスコ

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