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【通貨】外為サマリー:1ドル111円30銭台を回復、下値の堅さを意識

ドル円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより
 29日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後5時時点で1ドル=111円30銭前後と、前週末午後5時時点に比べ6銭程度のドル高・円安となっている。

 欧州時間のドル円相場は111円20銭台での推移が続いていたものの、その後は下値の堅さが意識されるかたちでドル買い・円売りが流入。午後4時過ぎに111円30銭台を回復した。前週末に発表された米1~3月期国内総生産(GDP)改定値が速報値から上方修正されたこともあって米連邦準備制度理事会(FRB)による6月利上げ観測は根強く、これがドルの底堅さにつながっているようだ。ただ、きょう29日は米市場がメモリアルデーで休場となるほか、英国もバンクホリデーで休場となることから積極的な売買は手控え気味で、上値は限定的となっている。

 ユーロは対円で1ユーロ=124円38銭前後と同40銭程度のユーロ安・円高。対ドルでは1ユーロ=1.1179ドル前後と同0.0040ドル程度のユーロ安・ドル高で推移している。


出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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