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【市況】11時00分時点の日経平均は小幅反発、任天堂と東芝が3%高で推移

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより

11時00分現在の日経平均株価は19712.75円(前日比25.91円高)で推移している。26日の米国市場では、1-3月期国内総生産(GDP)改定値が予想を上回る一方、4月耐久財受注や5月ミシガン大学消費者景況感指数が振るわず、売り買い交錯でNYダウは2ドル安となった。本日の日経平均はこうした流れを受けて10円高からスタートすると、北朝鮮が弾道ミサイルを発射したと伝わったこともあり、朝方にはマイナスに転じる場面も見られた。しかし、その後押し目買いが入りプラスに切り返している。

個別では、任天堂<7974>と東芝<6502>が3%高で推移しているほか、三菱UFJ<8306>、ソニー<6758>、トヨタ自<7203>、三井住友<8316>、Vテク<7717>などがしっかり。東芝は分社化した東芝メモリの売却を巡り、米ブロードコムが買収後の投資などを含め4兆円超の資金を準備していると報じられている。エムアップ<3661>は活況が続く。また、第2四半期決算や自社株買いの実施を発表したH.I.S.<9603>が商いを伴って急伸し、アイエスビー<9702>などとともに東証1部上昇率上位に顔を出している。一方、ソフトバンクG<9984>、JR九州<9142>、オリンパス<7733>などが軟調で、SUMCO<3436>も小安い。新日鉄住金<5401>は2%超の下落。また、新日無<6911>、M&Aキャピ<6080>、オオバ<9765>などが東証1部下落率上位となっている。

(株式アナリスト 小林大純)

《HK》

 提供:フィスコ

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