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【市況】NY株式:ダウは2ドル安、利益確定の売りが広がる

NASDAQ <日足> 「株探」多機能チャートより

26日の米国株式相場はまちまち。ダウ平均は2.67ドル安の21080.28、ナスダックは4.94ポイント高の6210.19で取引を終了した。連休を控えた利益確定の動きから売りが先行。1-3月期GDP改定値が予想を上振れ好感されたが、4月耐久財受注が5か月ぶりの減少となったほか、5月ミシガン大学消費者景況感指数が予想を下振れ、売り買いが交錯する展開となった。ナスダック総合指数が最高値を更新した。セクター別では、自動車・自動車部品やメディアが上昇する一方で不動産や医薬品・バイオテクノロジーが下落した。

フットウェアブランドのデッカーズ・アウトドア(DECK)は調整後一株損益が予想外の黒字となり、大幅上昇。会員制卸売のコストコ・ホールセール(COST)は決算内容が好感され、堅調推移。一方で、ゲーム小売のゲームストップ(GME)とビッグデータ関連ソフトウェアのスプランク(SPLK)は決算内容が嫌気され、下落した。

29日(月)はメモリアルデーの祝日で米国株式相場は休場となる。全米自動車協会(AAA)は今週末の連休における(6/25-29)旅行者が2005年以降最大となる3,930万人以上に達すると予想している。



Horiko Capital Management LLC

《TM》

 提供:フィスコ

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