市場ニュース

戻る
 

【経済】米市場連休前、OPEC総会のノーサプライズで原油価格下落 サンワード貿易の松永氏(三井智映子)


こんにちは、フィスコリサーチレポーター三井智映子の「気になるレポート」です。

フィスコマーケットレポーターの三井智映子です。25日は石油輸出国機構(OPEC)総会が開催されましたね。これを受けた原油価格について、ブログ「松永総研~北浜の虎と呼ばれた男~」の中で気になるコラムを見つけましたのでご紹介します。

まずレポートでは、「昨日のOPEC総会では、『9カ月の延長合意』となりましたが、ノーサプライズが嫌気され、NY原油が大幅下落となりました。協調減産の来年3月以降の方針や、協調減産量に対する今後の方針などに付言しなかったことが嫌気されたようです」と伝えています。

続けて、「昨日(25日)の取引で気になったことは、日本時間で17時(OPEC総会開催地のウィーン時間でAM10時)からの10分間で、NY原油の電子取引とブレント原油が共に1.8ドル幅ほど急落したことです。OPEC総会の開始と共に原油市場に大量売りが出てきたことを考えると、短期筋が勝ち構えて大量売りを行ったようです」との見解が述べられています。

今後については、「来週29日(月曜日)のメモリアルデーにより、米市場が明日(28日)から3連休入りとなります。そして、メモリアルデーの3連休から米国で『ドライブシーズン』が始まります。そうした春の行楽需要を背景に、米原油在庫が減少傾向を強める可能性も高まっております」と分析しており、「3連休明けのNY原油市場では、冷静になって「協調減産の9カ月延長の効果」に対する注目が高まる可能性もありそうです」と伝えていますので原油価格の押し目買いのタイミングとなるかもしれません。注目してみてくださいね。


上記の詳細コメントは、ブログ「松永総研~北浜の虎と呼ばれた男~」の5月26日付「原油市場」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください

フィスコリサーチレポーター 三井智映子

《SI》

 提供:フィスコ

株探からのお知らせ

    日経平均