【市況】マザーズ指数は5日続伸、材料株・テーマ株物色が支え、ＲＥＭＩＸはストップ高／マザーズ市況

　本日のマザーズ市場では、前日まで上昇の目立っていた銘柄を中心に利益確定売りが広がり、マザーズ指数は度々マイナスに転じる場面が見られた。しかし、引き続き材料株やテーマ株への物色は活発で、指数の下支えとなった。なお、マザーズ指数は5日続伸、売買代金は概算で1019.54億円。騰落数は、値上がり103銘柄、値下がり117銘柄、変わらず17銘柄となった。
　個別では、マザーズ売買代金トップのＲＥＭＩＸ<3825>がストップ高で本日の取引を終えた。仮想通貨ビットコインの一段高が報じられ、関連銘柄に物色が向かった。また、ブロックチェーン関連のインフォテリ<3853>など周辺銘柄にも買いが波及した。ＨＭＴ<6090>は一部専門紙の報道を受けて一時ストップ高を付け、リリースの観測されたＦＲＯＮＴＥＯ<2158>も上げが目立った。その他、ドリコム<3793>、リネットジャパン<3556>、サイバーＳ<3810>、中村超硬<6166>などが上昇し、ＳＯＳＥＩ<4565>は小高い。一方、ソレイジア<4597>、ミクシィ<2121>、アカツキ<3932>などが軟調。前日まで株価が急伸していた夢展望<3185>やＡＳＪ<2351>も反落した。
《HK》

　提供：フィスコ