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【市況】日経平均は反落でスタート、直後にプラス圏に転換する場面も、メガバンクやトヨタ自がさえない/寄り付き概況

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより

日経平均 : 19737.21 (-5.77)
TOPIX  : 1573.94 (-1.17)


[寄り付き概況]

 25日の日経平均は反落でスタート。24日の米国市場では、FOMC議事録において、関係者の多くが年内のバランスシート(BS)縮小を支持したほか、早期の追加利上げが適切との見方を示したことが明らかとなった。発表後は、BSの縮小ペースが比較的緩やかであることが好感されて上昇した。24日のシカゴ日経225先物清算値は大阪比15円安の19725円、円相場は1ドル111円60銭台で推移している。これらを受けて、本日の東京市場では売り先行となったが、直後にプラス圏に転換する場面もみられた。FOMC議事録を受けた米国株高の流れと、25日開催予定の石油輸出国機構(OPEC)総会の結果を控えていることもあり、強弱感が対立しているようだ。

 セクターでは、鉱業、保険業、鉄鋼、石油石炭製品、金属製品、銀行業が軟調。売買代金上位では、三菱UFJ<8306>や三井住友<8316>などメガバンクのほか、任天堂<7974>、ソニー<6758>、JT<2914>、トヨタ自<7203>、ホンダ<7267>、SUMCO<3436>、ブイ・テクノロジー<7717>、花王<4452>がさえない。一方で、ソフトバンクG<9984>、コシダカHD<2157>、日電産<6594>、エムアップ<3661>、堀田丸正<8105>は堅調。
《HT》

 提供:フィスコ

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