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【市況】日経平均は97円高でスタート、東芝や三菱UFJが堅調/後場の寄り付き概況

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより

日経平均 : 19710.43 (+97.15)
TOPIX  : 1573.05 (+7.83)


[後場寄り付き概況]

 日経平均は前引け値から上げ幅をほぼ変わらずのスタート。ランチタイムの225先物は19700-19730円辺りでのもち合い。昼のバスケットは、差し引き20億円の売り越しとの観測、円相場は1ドル111円90銭台で推移している。本日公表予定の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨を見極めたいとの思惑から、上値の重い展開となっている。一方で、マザーズ指数、日経ジャスダック平均は上げ幅を拡大してきており、中小型株への物色は活発である。上場来高値更新銘柄も相次ぐなかで、より短期の値幅取り狙いの流れが強まりそうである。

 セクターでは、その他製品、海運業、証券・商品先物取引業、精密機器、電気・ガス業、電気機器が堅調。売買代金上位では、米ウエスタンデジタル(WD)最高経営責任者との再会談と報じられている東芝<6502>や、米長期金利上昇を受けた三菱UFJ<8306>や三井住友<8316>などメガバンクのほか、任天堂<7974>、ソニー<6758>、JT<2914>、東京エレク<8035>、武田薬品<4502>、日電産<6594>、信越化学<4063>、楽天<4755>、富士通<6702>が堅調。一方で、国内証券による投資評価引き下げが嫌気されたJR九州<9142>のほか、ソフトバンクG<9984>、ファナック<6954>、SUMCO<3436>、NTT<9432>、しまむら<8227>はさえない。
《HT》

 提供:フィスコ

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