【材料】<注目銘柄>=オカダアイヨン、好業績・割安でテーマ性も十分
オカアイヨン <日足> 「株探」多機能チャートより
今期の具体的な取り組みとして(1)「ワクワクものづくり推進室」の新設により、産官学などの外部ファクターとの連携やIoT、AI、ICTの活用により、戦略的商品、次世代解体工法を研究・開発する、(2)欧州市場の開拓では、余力の大きいヨーロッパに拠点を開設し、新開発した欧米仕様圧砕機を投入しシェア獲得を目指す、(3)「働き方改革」への取り組みとしては、業務プロセス、職場環境、人事・労務諸制度などの見直しにより、生産性向上と社員満足度向上を図る――を挙げている。
中期経営計画(ローリングプラン)では、最終年度の20年3月期に売上高160億円(17年3月期の実績は131億1300万円)、経常利益15億円を目指している。東京五輪開催に関連した再開発に伴う需要や、米公共投資の拡大も追い風となる。
株価は4月14日に年初来安値972円をつけて以降、急ピッチな上昇をみせている。ところが、PERは依然として10倍台と割安水準にあり、上値余地は十分といえそうだ。(朱)
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)