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【材料】FFRI、ラックなどサイバーセキュリティー関連が上昇、サイバー攻撃対応が喫緊の課題に

FFRI <日足> 「株探」多機能チャートより
 FFRI<3692>、ラック<3857>、ソースネクスト<4344>、トレンドマイクロ<4704>、テリロジー<3356>などサイバーセキュリティー関連製品やサービスを手掛ける銘柄群に買い人気が集まっている。

 IoT(モノのインターネット)時代の到来に伴い、サイバー攻撃による影響も懸念視されている。パソコンだけでなく、一般家庭の電化製品やオフィス機器などもオンライン化されることで、ウイルス感染による被害も鼠算的に拡大していく危険性が指摘され、その対応が喫緊の課題となっている。また、国際間レベルでも近年は政府機関へのサイバー攻撃が際立つようになっており、この対策も急務だ。直近ではトランプ米大統領の「ロシアゲート疑惑」でもクローズアップされた。データを暗号化して身代金を要求する「ランサムウエア」による被害報告が急増するなか、コンピューターの脆弱性を狙った新種の大規模なサイバー攻撃が観測されている状況で、セキュリティー関連銘柄の収益機会が拡大するとの思惑が高まっている。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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