【材料】ヘリオスが後場下げ幅を縮小、共同研究先の遺伝子編集技術に関する論文が科学雑誌に掲載
ヘリオス <日足> 「株探」多機能チャートより
ヘリオスでは16年4月、ユニバーサルセル社が独自に開発した遺伝子編集技術を用いて、HLA(自己と非自己を識別する細胞表面抗原)の発現を調整することで免疫拒絶リスクの少ないiPS細胞の作製と、その複数の適応症への使用に関する独占権の設定を含む共同研究契約を締結している。また、今回発表された論文の遺伝子編集に加えて、万が一過剰な増殖を引き起こした際に排除するための安全装置となる遺伝子を導入した、安全性を飛躍的に高めた米国・欧州・日本の3極規制対応可能なユニバーサルiPS細胞を作製中であることから、注目度が高まっているようだ。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)