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【材料】ケンコーマヨネーズ---2017年3月期も増収増益で着地、各商材が順調に推移

ケンコーマヨ <日足> 「株探」多機能チャートより

ケンコーマヨネーズ<2915>は5月12日に2017年3月期決算を発表。連結売上高が前期比5.8%増の708.12億円、連結営業利益が同16.0%増の39.87億円、連結経常利益が同17.2%増の40.17億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同37.5%増の28.67億円となった。また、期末配当金について、直近の配当予想の1株当たり16.00円から23.00円へと増配を発表した。

売上高については、サラダ・総菜類、マヨネーズ・ドレッシング類、タマゴ加工品といずれの商材も順調に伸ばすことができた。特に、タマゴサラダや小型形態のロングライフサラダがコンビニエンスストア向けを中心に大きく売上を伸ばすとともに、ファストフード向けの売上高に復調が見られた。利益面については、天候不順等によりジャガイモをはじめとした野菜類の調達コストが上昇したが、主要な原料のメリットで吸収するとともに、売上高の拡大に努めたことにより増加した。

2018年3月期の業積見通しについては。連結売上高が前期比5.9%増の750.00億円、連結営業利益が同2.3%増の40.80億円、連結経常利益が同2.1%増の41.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同0.1%増の28.70億円としている。なお、1株配当金については前期同様37.00円を予定。

《TN》

 提供:フィスコ

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