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【材料】ビューティ花壇---3Qは主力の生花祭壇事業が増収増益

ビ花壇 <日足> 「株探」多機能チャートより

ビューティ花壇<3041>は15日、2017年6月期第3四半期(16年7月-17年3月)連結決算を発表。売上高が前年同期比0.9%増の43.85億円、営業損失が0.07億円(前年同期は0.78億円の利益)、経常損失が0.21億円(同0.86億円の利益)、親会社株主に帰属する四半期純損失が0.35億円(同0.40億円の利益)だった。

生花祭壇事業の売上高は前年同期比5.6%増の24.49億円、営業利益は同18.1%増の2.69億円だった。大都市圏における「家族葬」や「密葬」等葬儀の小型化とともに単価の下落傾向が続いており、そのような状況の中で、売上拡大策として千葉県成田市に成田営業所を新設し、市場シェアの拡大を図っている。生花卸売事業の売上高は同4.7%減の12.20億円、営業損失は0.03億円(前年同期は0.90億円の利益)だった。16年7月1日付で100%子会社であるマイ・サクセス(株)へ会社分割し、従来より進めている業務効率化に加え、同社グループとしての更なる競争力強化を図っている。ブライダル装花事業の売上高は同3.6%減の3.43億円、営業利益は同22.3%減の0.31億円となった。関東エリアにおける件数減の影響もあり、減収減益となった。

2017年6月期通期については、売上高が前期比0.6%増の58.00億円、営業利益が同25.0%減の0.95億円、経常利益が同23.4%減の1.05億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同0.5%減の0.75億円とする期初予想を据え置いている。

《TN》

 提供:フィスコ

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