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【材料】グローブライド---3月期決算は営業利益が34.16億円、新製品開発や販売促進活動に注力

グロブライド <日足> 「株探」多機能チャートより

グローブライド<7990>は12日、2017年3月期決算を発表。売上高が前年同期比0.1%増の791.42億円、営業利益が同0.1%減の34.16億円、経常利益が同15.2%減の24.47億円、当期純利益が同31.6%増の21.84億円だった。

売上高は新製品開発や販売促進活動などに注力し、市場の活性化と売上の拡大を図ったが、円高の影響もあり、概ね前年並みだった。セグメント別の業績では、日本国内は独自の機構を搭載した新製品の投入や拡販活動に積極的に取り組み、増収増益。米州は、市場ニーズに合った製品ラインナップの強化と積極的なマーケティング活動を展開した結果、増収減益。欧州は、地域に密着した製品開発と販売体制の強化に注力したが、円高の影響もあり減収増益。アジア・オセアニアは、製品ラインナップの拡大等、積極的な拡販活動を行ったが、円高の影響も受けて減収減益であった。

18年3月期通期については、売上高が前期比3.6%増の820.00億円、営業利益が同2.4%増の35.00億円、経常利益が同22.6%増の30.00億円、当期純利益が同13.0%減の19.00億円を見込む。国内・海外共に、厳しい市場環境が予想されているが、魅力ある新製品開発や市場活性化政策など、売上拡大に向けた戦略投資等に注力するとしている。

《TN》

 提供:フィスコ

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