【材料】フリュー---17年3月期は増収増益で着地

フリュー<6238>は12日、2017年3月期の連結決算を発表。売上高で前期比3.0％増の248.90億円、営業利益で同7.4％増の39.20億円、経常利益で同7.0％増の39.21億円、親会社株主に帰属する当期純利益で同13.6％増の27.98億円と増収増益で着地した。

プリントシール事業では、3機種を発売するとともに、プレイ回数が堅調に推移したことで、シール紙売上が前年を上回った。コンテンツ・メディア事業ではプリントシール画像取得・閲覧サービスの有料会員数が163万人に拡大。WEBマガジン、メール広告なども堅調に推移。カラーコンタクトレンズ販売は自社ブランド品の卸売を開始したことなどにより売上高を伸ばした。キャラクター・マーチャンダイジング事業は多数の新規キャラクター版権の獲得と商品化を進めたが、前期主力商品並みの売上獲得には至らず、前期を下回った。ゲーム事業は「Caligula　-カリギュラ-」や「ベイブレードバースト」等の発売が寄与。スマートフォン向けゲームアプリ「モン娘☆は～れむ」のダウンロード数が伸び、売上を伸長した。来期以降に向けた積極的な開発投資も行っている。

2018年3月期の業績予想は、売上高で前期比6.5％増の265.00億円、営業利益で同2.0％増の40.00億円、経常利益で同2.0％増の40.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益で同0.1％増の28.00億円としている。

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　提供：フィスコ