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【材料】グリーンペプ---通期決算は従来予想を上回って着地、社名変更も発表

グリンペプ <日足> 「株探」多機能チャートより

グリーンペプタイド<4594>は12日、2017年3月期連結決算及び商号の変更を発表した。2017年3月期連結業績(2016年4月1日~2017年3月31日)は、売上高5.29億円、営業損失11.13億円、経常損失11.16億円、親会社株主に帰属する当期純損失11.13億円となった。前回発表予想は、売上高4.06億円、営業損失13.06億円、経常損失13.06億円、親会社株主に帰属する当期純損失は13.08億円であり、売上高は30.5%増、営業損失においても1.92億円上回って着地した。前回予想との差異に関して、売上高については、第3相臨床試験の進捗に伴う治験施設関連業務に関する売上高の増加によるもの、研究開発費用については、一部の研究開発費用に期ずれ等の理由によるものとしている。

2018年3月期の連結業績予想は売上高2.80億円(前期比47.1%減)、営業損失20.00億円、経常損失は20.00億円、親会社株主に帰属する当期純損失は20.00億円とした。

また、決算発表と併せて、6月29日の同社定時株主総会の決議をもって、社名をブライトパス・バイオ株式会社に変更すると発表した。現社名のグリーンペプタイドが含む「ペプタイド(ペプチド)」は、研究開発領域をペプチドに限定しているように感じられ、今後最先端のがん免疫療法領域に進出していく意思を込めるために、今回の社名変更に至ったもよう。新社名の「ブライトパス(BrightPath)」は、「ブライト(Bright)」=輝くと「パス(Path)」=道筋を合わせたもの。社名変更予定日は2017年7月1日としている。

《TN》

 提供:フィスコ

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