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【材料】きちり---3Q単独営業利益は46.7%増、外食企業向けにプラットフォームシェアリング事業の更なる強化を図る

きちり <日足> 「株探」多機能チャートより

きちり<3082>は8日、2017年6月期第3四半期(16年7月-17年3月)決算を発表。第3四半期単独では、売上高が前年同期比11.1%増の21.95億円、営業利益が同46.7%増の0.82億円、経常利益が同47.9%増の0.81億円、四半期純利益が同81.1%増の0.53億円と2ケタ増収増益となった。累計ベースでは、売上高が同9.7%増の66.22億円、営業利益が同38.6%減の2.50億円、経常利益が同39.3%減の2.48億円、四半期純利益が同44.2%減の1.46億円だった。

同社は関東圏を中心にブランドの更なる認知度向上を企図し、1月には東京町田に渋谷で話題となった「igu&peace」を1店舗、3月には成城コルティに「いしがまやハンバーグ」を1店舗と新規出店を進めると共に、多様化する消費者のニーズに対応するため、付加価値の高い料理の開発や、新たな業態の構築に尽力した。また、プラットフォームシェアリング事業については、NYスタイルステーキレストラン『Anchor Point』にて仮想通貨(ビットコイン)決済の試験導入を行う等、外食企業向けの更なるプラットフォーム強化を図っている。

17年6月期通期については、売上高が前期比8.7%増の87.30億円、営業利益が同38.5%減の2.60億円、経常利益が同38.7%減の2.60億円、当期純利益が同39.1%減の1.56億円を見込む。

《TN》

 提供:フィスコ

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