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【材料】三菱UFJなどメガバンクや第一生命HDなど生保株が軟調、米長期金利が再び低下基調

三菱UFJ <日足> 「株探」多機能チャートより
 三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>、三井住友フィナンシャルグループ<8316>、みずほフィナンシャルグループ<8411>などメガバンクに売りが先行。また、第一生命ホールディングス<8750>やT&Dホールディングス<8795>など生保株も売りに押されている。

 これまで強さを際立たせてきた米国の実勢経済にやや影が見え始めた。前週に発表された4月の米小売売上高が市場コンセンサスを下回る数字だったほか、4月の米消費者物価指数(CPI)の伸び率も鈍化が確認されたことで、米長期金利は再び低下基調にある。米10年債利回りは前週末時点で2.32%台まで下落しており、これを受けて前週末の米国株市場ではゴールドマン・サックスなどの金融関連株が軟調だった。東京市場でもメガバンクや生保は、米国での運用利回り低下に伴う収益機会の減少を嫌気するかたちで売りがかさんでいる。

(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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