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【特集】【FISCOソーシャルレポーター】個人投資家スマイルマン:決算を見て気になった注目3銘柄!

シーシーエス <日足> 「株探」多機能チャートより

以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家スマイルマン氏(ブログ「脱サラSの急騰銘柄監視日記」を運営)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2017年5月10日17時に執筆

株ブログ『脱サラSの急騰銘柄監視日記』を執筆しているスマイルマンといいます。

15日で決算ラッシュがひとまず終わりますが、これを書いている10日17時時点で決算を見て個人的に気になった3銘柄をご紹介したいと思います。

シーシーエス<6669>

画像処理用LED照明のリーディング企業です。長期的に海外シェア30%超を目指しておりアグリバイオ、医療用等を開拓中です。

8日引け後に第1四半期の決算発表を行っていますが、好決算だったことから大きく買いを集めた銘柄となります。

前期が変則決算だったことから単純比較はできませんが、既に純利益が今期予想に対して49.8%の進捗率となっていることから、どこかで上方修正してくる可能性は高いでしょう。

決算短信の中には新規事業であるUVビジネス、美術館・博物館向けビジネス等が伸びているとの記載があり、今後も業績拡大は継続する可能性が高く、これも株価を押し上げる要因になるとみています。

時価総額が小さく、値動きが軽いことから短期資金が入りやすいのも魅力だと思います。

ビジョン<9416>

グローバルWiFi事業、情報通信サービス事業が主軸の会社となります。旅行関連サービスプラットフォームを推進中です。

10日引け後に第1四半期の決算発表と同時に株主優待制度の拡充を発表しました。業績自体が高い成長を維持していることに加え、純利益の今期予想に対する進捗率が第1四半期時点で32.6%と高く、上方修正への期待も高い銘柄となります。

主力事業が日本からの海外渡航者や訪日外国人者に対するWiFiルーターのレンタルサービスであることから、地政学リスクが高まると売られやすい点には注意が必要ですが、業績拡大余地がまだまだ大きいことに加え、上場してから右肩上がりの上昇トレンドが継続していることからも押し目は拾っていくのがいいと思います。

シュッピン<3179>

カメラ販売「Map Camera」のほか、時計や筆記具等の高級品をECサイトで販売。潤沢な中古品を触媒に新品を拡販する事業モデルを展開している会社となります。

8日引け後に本決算と同時に中期経営計画の発表をしており、これを好感した買いが入りました。

元々インバウンド関連として脚光を浴び大相場を作った銘柄ですが、業績が再び急拡大し始めたことから継続的に買いを集め、上場来高値の更新が狙える位置まで上昇してきました。

業績が急拡大し始めた要因として、EC事業が大きく成長していることが挙げられます。

決算補足資料によりますとEC事業の売上高は前期比で20%以上の伸びを見せており、その成長は今後もサイトの改善、在庫拡充等で維持できるとみています。

中期経営計画書の中でも今後3年で純利益の成長率は年率20%以上という強気な数字を掲げており、株価にはプラスとなるでしょう。

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執筆者名:スマイルマン
ブログ名:脱サラSの急騰銘柄監視日記

《HK》

 提供:フィスコ

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