市場ニュース

戻る
 

【材料】三井不が大幅反発、18年3月期は5%営業増益で最高益更新見通し

三井不 <日足> 「株探」多機能チャートより
 三井不動産<8801>が大幅反発。前週末12日の取引終了後に発表した18年3月期の連結業績予想で、売上高1兆7900億円(前期比5.0%増)、営業利益2450億円(同5.3%増)、純利益1400億円(同6.2%増)と増収増益を見込み、営業最高益更新を見込んでいることが好感されている。

 賃貸事業は、既存オフィスにおける賃料の上昇や、前期に開業した商業施設の通期稼働などが寄与する一方、「(仮称)新日比谷プロジェクト」の新規稼働に伴う費用の増加などで減益を見込むが、マンション分譲事業の利益率の向上や、投資家向け分譲事業の拡大がカバーし、全体として営業増益を確保する見通しだ。

 なお、17年3月期決算は、売上高1兆7044億1600万円(前の期比8.7%増)、営業利益2326億9800万円(同14.9%増)、純利益1318億1500万円(同12.0%増)だった。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

株探からのお知らせ

    日経平均