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【材料】藤商事---2018年3月期業績は積極的な有力シリーズ機種投入で黒字転換を見込む

藤商事 <日足> 「株探」多機能チャートより

藤商事<6257>は12日、2017年3月期決算(非連結)を発表した。2017年3月期業績は、売上高が前期比13.7%減の329.53億円、営業損失が22.71億円、経常損失が22.80億円、当期純損失が19.44億円となった。

パチンコホール業界では、第3四半期末までに「検定機と異なる可能性のあるぱちんこ遊技機」を市場から回収・撤去したことにともない、対象機種の入れ替え需要は活発化したものの、それ以外の広がりは限定的となった。同社においても第3四半期の入れ替え需要が回収・撤去対象の多数を占める他メーカーの後継機種に集中したことで厳しい商戦を強いられたことや販売計画の後ろ倒しにより当初計画を下回った。

同社は2018年3月期業績においては黒字転換を予想している。売上高は前期比51.7%増の500.00億円、営業利益は25.00億円、経常利益は25.00億円、当期純利益は17.00億円を見込む。同社が得意とする「ホラータイトル」をメインとして、稼動実績のある有力シリーズ機種を複数投入する計画であるため。

《TN》

 提供:フィスコ

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