【材料】ワイヤレスゲート---第1四半期の売上高はBtoB事業が大きく進捗し、前年同期並みを確保
ワイヤレスG <日足> 「株探」多機能チャートより
ワイヤレスゲート<9419>は10日、2017年12月期第1四半期の決算を発表。売上高が前年同期比0.8%増の30.52億円、営業利益が同28.6%減の2.17億円、経常利益が同27.4%減の1.77億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同36.8%減の0.94億円となった。
売上高は、BtoC事業であるワイヤレス・ブロードバンド事業が前年同期を下回ったものの、BtoB事業であるワイヤレス・ビジネスドメイン事業が前年同期から大きく進捗したことにより、前年同期並みを確保した。利益面では、ワイヤレス・ブロードバンド事業において、新サービスの開始に伴う一時的なコストを見込んでいたものの当該コストが発生しなかったこと、ワイヤレス・ビジネスドメイン事業が大きく進捗していること、子会社LTE-Xにおける業務展開コストが想定よりも抑えられていること等により、営業利益は業績予想に対し高い進捗率で推移している。
2017年12月通期の業績予想は、売上高が前期比7.0%増の130.97億円、営業利益が同48.0%減の6.50億円、経常利益が同53.3%減の5.13億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同51.5%減の3.36億円と期初計画を据え置いている。
《TN》
提供:フィスコ