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【材料】リネットジャパングループ---17/9期2Qはネットリユース事業が好調、ネットリサイクル事業はオリンピックに向け邁進

リネットJ <日足> 「株探」多機能チャートより

リネットジャパングループ<3556>は11日、2017年9月期第2四半期(16年10月~17年3月)連結決算を発表した。売上高は17.87億円、営業利益は0.61億円、経常利益は0.65億円、親会社株主に帰属する四半期純利益は0.59億円となった。

なお同社は、2016年12月20日にマザーズ市場への新規上場を行ったが、関連する費用は当第1四半期を中心に計上している。

ネットリユース事業の市場は拡大しており、今後も続くと予想される。販売チャネルの多様化で新しい顧客獲得、買取繁忙期での広告宣伝費を中心に商材獲得コストの効率的な投入、粗利率の計画的設定による適正な価格管理、セット品やホビー品等の高収益商材の取扱い強化など実行。売上高は17.23億円、営業利益は0.70億円となった。下期偏重型の事業特性がある。

ネットリサイクル事業の市場は、小型家電リサイクルの認知度向上やリサイクル機運の醸成が図られる見通しである。事業体質の強化を図り、売上高は0.63億円、営業損失は0.08億円となった。今後、オリンピック及び都市鉱山リサイクルの機運醸成活動のサポートを通じ回収率の向上を図る。

17年9月期通期予想は、売上高が前期比13.6%増の42.36億円、営業利益が同80.5%増の2.72億円、経常利益が前期比57.5%増の2.70億円、親会社株主に帰属する利益が同60.0%増の2.38億円である。

《TN》

 提供:フィスコ

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