市場ニュース

戻る
 

【材料】清水建は反発、今3月期業績予想は保守的との見方

清水建 <日足> 「株探」多機能チャートより
 清水建設<1803>は反発。同社は前日後場、決算発表を行い18年3月期の連結営業利益は前期比25%減の965億円と2ケタ減益見通しを公表したことから、株価は急落した。ただ、この日は下値拾いの買いが流入し一時1100円台まで値を戻している。野村証券は11日、同社の今期業績予想に対して「粗利率の見方が保守的」と指摘した。同社は、今期業績見通しの背景として、コスト上昇をリスク視し特に建築粗利率の低下を見込んでいる。しかし、固有の悪化要因が建築にあるわけではなく、同証券では「同社のみがコスト上昇の悪影響を受けるとは考えにくい」とし、今期の業績見通しを保守的と分析している。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

株探からのお知らせ

    日経平均