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【材料】TOKAIホールディングス---17/3期は大幅な増益で過去最高益を更新

TOKAI <日足> 「株探」多機能チャートより

TOKAIホールディングス<3167>は9日、2017年3月期(2016年4月~2017年3月)決算を発表した。売上高が前期比1.3%減の1786.31億円、営業利益が同54.6%増の127.50億円、経常利益が同56.7%増の127.75億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同112.1%増の73.37億円となった。

ガス及び石油事業について、液化石油ガスは顧客獲得活動に積極的に取り組んだ結果、需要家件数は前連結会計年度から8,000件増加した。一方、液化石油ガスと都市ガス事業においては販売単価の低下などにより売上高は前連結会計年度を下回った。

建築及び不動産事業については住宅販売やリフォーム事業などの受注が減少したことでセグメント収益が減少。逆にCATVと情報通信サービス事業において、顧客満足度の向上に努めた結果、新規顧客が増加し、セグメント売上高が増加した。

アクア事業については、「おいしい水の贈りもの うるのん」ブランドの積極的な展開により新規顧客を獲得し、黒字に転換している。

全体的にガスの販売価格低下により売上高は減少したが、利益面では各事業の収益改善が見られたため増加となっている。

2018年3月期通期の業績予想は、売上高が前期比6.0%増の1894.00億円、営業利益が同10.5%減の114.10億円、経常利益が同11.1%減の113.60億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同12.1%減の64.50億円としている。

《TN》

 提供:フィスコ

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