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【材料】テクマトリックス---17.3期の売上高5.1%増と過去最高、情報基盤事業ではセキュリティ関連の売上が増加

テクマト <日足> 「株探」多機能チャートより

テクマトリックス<3762>は9日、2017年3月期(16年4月-17年3月)連結決算を発表。売上高が前期比5.1%増の219.96億円、営業利益が同19.0%増の16.43億円、経常利益が同14.5%増の16.26億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同22.8%増の10.18億円だった。

情報基盤事業では、主力の負荷分散装置の販売はやや頭打ちだったものの、Microsoft社提供のOffice365との連携ソリューションの拡販を実施。一方、次世代ファイアウォールの販売は順調に推移している。また、在宅勤務の拡がりに伴い個人認証システムの販売が好調だったほか、セキュリティ関連の運用・監視サービスの売上が増加。その結果、同事業の売上は過去最高の147.51億円(前期比6.5%増)となった。

アプリケーション・サービス事業では、医療分野で医療情報クラウドサービス「NOBORI」の好調な引合いが継続。また、CRM分野では次世代製品の販売や大手システム・インテグレーターとの業務提携、クラウド需要の拡大により、堅調な受注環境が継続している。これらの結果、同事業の売上は過去最高の72.45億円(同2.5%増)となった。

18年3月期通期については、売上高が前期比9.1%増の240.00億円、営業利益が同21.7%増の20.00億円、経常利益が同35.2%増の22.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同37.5%増の14.00億円と計画している。

《TN》

 提供:フィスコ

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