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【材料】全国保証---17/3期は提携金融機関との取引拡大を受け過去最高の収益を達成

全国保証 <日足> 「株探」多機能チャートより

全国保証<7164>は8日、2017年3月期(2016年4月~2017年3月期)決算を発表した。営業収益が前期比12.5%増の359.18億円、営業利益が同12.0%増の281.39億円、経常利益が同10.3%増の290.01億円、当期純利益が同13.5%増の195.30億円となった。

保証事業においては、提携金融機関に対して同社商品や事務手続きに関する説明会と勉強会の企画開催、フォローアップなどの活動を継続して取引拡大に努めた。また、金融機関とのデータ連携システムの開発、導入に向けた取り組みを開始している。

また、外部保証の利用ニーズがある未提携の金融機関に対して積極的な営業活動を展開した結果、当事業年度において銀行5行、信用金庫2金庫、JA9組合、労働金庫2金庫の合計18機関と契約締結に至った。

統合リスク管理制度の活用においては、主要なリスクである信用リスク・市場リスク・オペレーショナルリスクの計量化を行い、リスク量の推移や変化にあわせた適切なリスク管理を行うため、継続的なモニタリングを実施した。

この結果、営業収益、営業利益、経常利益および当期純利益は、それぞれ過去最高の数値を更新した。

2018年3月期通期の業績予想は、営業収益が前期比6.4%増の382.30億円、営業利益が同2.3%増の287.90億円、経常利益が同2.0%増の295.70億円、当期純利益が同4.2%増の203.50億円としている。

《TN》

 提供:フィスコ

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