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【材料】サイオステクノロジー---17/12期1Qは各事業好調にて通期での増収増益を予想

サイオス <日足> 「株探」多機能チャートより

サイオステクノロジー<3744>は28日、2017年12月第1四半期(2017年1月~2017年3月期)連結決算を発表した。売上高が前年同期比1.2%増の33.21億円、営業利益が同45.7%減の1.21億円、経常利益が同39.0%減の1.26億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同54.3%減の0.59億円となった。

オープンシステム基盤事業において、「LifeKeeper」は日本及びアジア・オセアニア地区で順調な増収となった。また、営業・マーケティングの強化によりRed Hat関連商品は順調な増収となり、OSS関連商品も好調な増収となった。

アプリケーション事業においては、金融機関向けのアプリケーション受託開発が順調に推移した。更に、MFP向けソフトウェア製品も順調な増収となった。一方で、地方銀行を主要顧客とするアプリケーション製品の販売が下半期に売上を見込んでいる事から、第1四半期における前年同期比では大幅に減少となった。

これらの結果、過去最高の四半期売上高を達成したが、利益面ではアプリケーション事業の減益を他事業が補いきれず営業減益となった。

2017年12月期通期の業績予想は、売上高が前期比4.3%増の126.00億円、営業利益が同5.4%増の5.00億円、経常利益が同23.1%増の4.80億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同25.7%増の3.20億円とする期初計画を据え置いている。

《TN》

 提供:フィスコ

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