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【材料】アンリツの物色人気再燃、IoT支える次世代通信インフラ「5G」で脚光

アンリツ <日足> 「株探」多機能チャートより
 アンリツ<6754>が売買代金増勢のなか上昇、ここ物色人気が再燃している。あらゆるものがネットと接続されるIoT時代の到来で、膨大な通信データ量に対応した次世代通信インフラとして5G(第5世代通信規格)が注目されている。安倍政権では東京オリンピック開催年の2020年には5Gの商用サービスを開始する青写真があり、これにあわせ今夏にも総務省は同周波数帯についてとりまとめる方針が伝わっている。同社は移動体通信用計測器で世界上位の実力を有しており、5G関連の特需を取り込む可能性から注目度が高まっている。

 4月27日に発表された18年3月期の業績見通しは売上高が910億円(前期比3.8%増)、営業利益は44億円(同3.9%増)を見込んでおり、業績回復局面入りが予想されているが、それ以上に中期的な成長ポテンシャルの高さから、市場ではファンド系資金などの継続的な実需買いを指摘する声もある。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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