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【材料】国内大手証券、テクニカル面は調整一巡で上昇第3波入りか

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより
 三菱UFJモルガン・スタンレー証券は28日、日経平均株価のテクニカル分析で「調整は一巡し第3波の上昇入りか」とみている。同証券では、16年6月安値(1万4864円)からの日経平均のインターミディエイト第1波は3月2日の1万9668円で完了し、それ以降は同第2波の調整に入ったが、この第2波も4月17日の1万8224円で終わった可能性を指摘。騰落レシオは4月17日に68%まで低下し、相場の底値圏を示していた。また、同24日には日足MACDに買いシグナルが点灯した。

 日経平均はすでに75日移動平均線、1万9117円(3月からの下落の61.8%戻り)、日足一目均衡表の雲下限(1万9159円)といったチャートの節目を立て続けに上回った。短期的な過熱感から、上昇一服となっておかしくないが、第2波が終わり、第3波の上昇に入ったのなら、目先の調整は一時的。「第3波は通算で5000~8000円規模の上昇になるだろう。それは最小でも2万2000~2万3000円を目指すだろう」と予測している。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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