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【通貨】英ポンド週間見通し:底堅い動きか、英中銀の金融政策を見極める展開

ドル円 <日足> 「株探」多機能チャートより

■上昇、英総選挙前倒しを好感

先週のポンド・円は上昇。6月8日に行われる英総選挙で与党・保守党勝利への期待は持続していることやポンド買い・ユーロ売りの取引が増えたことが要因。米ドル・円相場が円安方向に振れたこともポンドの対円レート上昇につながった。取引レンジ:140円07銭-144円50銭。

■底堅い動きか、英中銀の金融政策を見極める展開

今週・来週のポンド・円は下げ渋る展開か。6月8日の英総選挙でメイ首相率いる与党・保守党の圧勝が予想されており、リスク選好的なポンド買いは継続するとみられる。英中央銀行の金融政策は現状維持の公算だが、早期利上げの可能性が示された場合、リスク選好的なポンド買い・円売りはやや強まる展開が見込まれる。

○発表予定の英主要経済指標・注目イベント
・2日:4月マークイット製造業PMI(予想:54.0、3月:54.2)
・4日:4月マークイットサービス業PMI(予想:54.6、3月:55.0)
・11日:英中央銀行が金融政策発表(政策金利は現状維持の予想)
・11日:3月貿易収支(2月:-124.61億ポンド)

予想レンジ:142円00銭-147円00銭

《FA》

 提供:フィスコ

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