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【市況】日経平均は11円安でスタート、利益確定売り優勢の展開が続く、決算企業の個別対応の物色が目立つ/寄り付き概況

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより

日経平均 : 19240.65 (-11.22)
TOPIX  : 1536.38 (-0.29)

[寄り付き概況]

 28日の日経平均は続落でスタート。米国市場では、ハイテク企業への業績期待が高まる中で、ナスダックは23.71ポイント高の6048.94で取引を終了し、最高値を更新した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比55円安の19235円、円相場は1ドル111円30銭台で推移している。本日の日経平均寄付は225先物にサヤ寄せする格好から小幅安となった。26日までの大幅上昇に対する利益確定売り優勢の展開が続く。その中で、決算企業の個別対応の物色が目立っている。本日、決算発表予定の国内企業が約580社ほどあり、第1弾ピークとなることに加え、米国では暫定予算が期限を迎えることもあり模様眺めムードが強い。

 セクターでは、情報・通信業、海運業、石油・石炭製品、電気・ガス業、鉄鋼などは堅調。売買代金上位では、任天堂<7974>、キヤノン<7751>、ファナック<6954>、アステラス製薬<4503>、三井住友<8316>、三菱UFJ<8306>、みずほ<8411>などが軟調。一方で、ソフトバンクG<9984>、野村HD<8604>、NTTドコモ<9437>、東芝<6502>、コマツ<6301>、アルプス電<6770>、ヤフー<4689>、グリー<3632>などはさえない。

《HT》

 提供:フィスコ

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