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【テク】日経平均テクニカル:利食い優勢も陽線を形成


5日ぶり反落。直近の急ピッチのリバウンドに対する利益確定の流れが先行した。しかし、前日の価格帯での底堅さが意識されており、75日線を上回っての陽線を形成している。一目均衡表では雲の中での推移をみせており、雲下限が支持線として意識されている。雲上限は19318円辺りで推移しており、薄い雲のため突破を意識したスタンス。遅行スパンは実線が下がっているところであり、上方シグナルを発生してきている。週間形状では26週線を支持線に13週線を上回っている。価格帯別出来高では19200-19500円処が一番積み上がりをみせているため、ここからが強弱感が対立しやすく、戻り待ちの売り圧力が意識されてくるところである。ただ、レンジ下限での底堅さがみられており、押し目買い意欲は強そうだ。底堅さが意識されるなか、この水準をクリアしてくるようだと、その上は商いが薄いところであり、改めて20000円が意識されてくる可能性がある。
《SK》

 提供:フィスコ

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