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【通貨】明日の為替相場見通し=ECBや米株式市場の動向を注視

ドル円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより
 今晩からあすにかけての外国為替市場のドル円相場は、欧州中央銀行(ECB)理事会や米国株式市場の動向を注視する展開となりそうだ。予想レンジは1ドル=110円80~111円80銭。

 この日は、米税制改革案に対する評価で強弱感が対立。東京市場では、111円20銭前後を中心とする一進一退が続いた。今晩はECB理事会が開催される。金融政策は現状維持が予想されているが、先行きに向けてはECBの緩和策解除に向けた思惑も浮上している。このなか、ドラギ総裁の発言が注目される。また、米株式市場ではナスダック指数が最高値を更新している。米国株が堅調に推移すれば、ドルは上値を探る展開もあり得る。あすは国内では3月消費者物価指数や同鉱工業生産などが発表される。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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