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【市況】マザーズ指数は3日続伸、材料株や出遅れ銘柄に循環物色、チェンジはストップ高/マザーズ市況

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより

 本日のマザーズ市場は、日経平均が5日ぶりに反落するなか、堅調な展開となった。主力大型株の決算発表が本格化したものの、大きく値を飛ばす銘柄は限定的で、個人投資家の物色は値動きの軽い中小型株に向かっているようだ。直近の上昇に対する利益確定売りに押される銘柄も見られたが、個別材料株や出遅れ銘柄が循環的に買われた。なお、マザーズ指数は3日続伸、売買代金は概算で1387.39億円。騰落数は、値上がり171銘柄、値下がり58銘柄、変わらず9銘柄となった。マザーズ指数は25日線を上回って本日の取引を終えている。
 個別では、ソレイジア<4597>、アカツキ<3932>、ミクシィ<2121>、TKP<3479>、マイネット<3928>などが上昇。アカツキは新作ゲームのリリース予定を公表し、大きく買われる場面があった。官民ファンドとの海外展開が報じられた農業総合研究所<3541>は一時ストップ高となり、チェンジ<3962>はカナダBlackBerry社のプラチナ・パートナー認定を発表して後場にストップ高まで急伸した。イノベーション<3970>、JMC<5704>、ピーバン<3559>なども上げが目立った。一方、前日初値を付けたアセンテック<3565>が朝高後下げに転じ、GNI<2160>、SOSEI<4565>、テモナ<3985>も小安い。また、前日にかけて大きく買われていた夢展望<3185>が急反落した。
《HK》

 提供:フィスコ

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